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料金(3)アリ地獄へまっさかさま!リース契約のコワさ

あなたは、ホームページ作成会社から次のような営業を受けたことはありませんか。

  • 「わずか月々5万円で、

    すばらしいホームページが手に入りますよ」

  • 「たったの5万円ですよ!試しにやってみましょうよ」
  • 「リース契約ですから、

    手軽にリーズナブルにホームページが作れますよ」

しかし、この手の営業には大きな危険が潜んでいます。

このページでは、そんな「リース契約」のホームページについてお話しましょう。

解約不可能なホームページ

弊社では、お問合せいただいたお客さまからよくこのような相談を受けます。

あるホームページの作成会社と、月々5万円の支払いで

5年間のリース契約を結んでホームページを作成してもらいました。

しかし作成後、ホームページからの問合せは1件もなく、まったく売上には結びついていません。

検索エンジンで検索しても上位表示されず、どうしたらよいか相談しても、きちんとした回答は一切ありません。

これではどうしようもないので解約をしようとしたものの、

契約上リース期間中の解約はできないことになってしまっているようです。

いったいどうしたらよいのでしょうか……

このようなご相談は、実にたくさんいただきます。

けして数件程度ではありません。

月々5万円で5年契約ということは、なんと総額で300万円

という非常に高額なホームページになるのです。

もちろん何百万円のコストがかかったとしても、それが商売につながって、

その投資分を回収できるような売上が上がれば問題ないのですが、

多くの場合、こうしたホームページはまったく役に立ちません

ホームページが商売につながらないので解約したいと思っても、

事業者が事業活動目的で業者とリース契約を締結した場合、

原則として契約期間中での中途解約はできません

また、消費者保護に関する法律などで知られる、クーリングオフなども適用されないのです。

そこで、

  • 「何百万円もかけたのに、成果が出ません」

と作成会社に文句を言うと、

  • 「それではネット広告をやりましょう。
    弊社は広告代理店の業務も

    やっていますから、
    最初にまず、50万円ほど広告費をご用意ください」

と、追加のサービスを売り込まれてしまうことすらあるのです。

だからといって追加の費用を払わないといつまでたってもホームページの反応はあがらないし・・・

というように、まさにアリ地獄にのみこまれるようにお金を巻き上げられてしまうのです。

リースの何が問題なのか?

念のために申し添えておきますが、リース契約を締結させるすべての会社が悪質というわけではありませんし、

もちろん、高額なホームページがすべてダメだ、ということでもありません。

では、リースによるホームページ作成の何が問題かといいますと、

  • リースを組まなければならないような、
    数百万円という高額なホームページは不必要

ということです。

10万円や20万円でリースを組む人はいませんから、

リースを組むケースはほとんど、

200万円、300万円といった高額なホームページということになります。

大企業ならともかく、多くの中小企業の場合、

200~300万円のホームページというのは相当な投資で、身の丈に合っていません。

しかも、300万円の投資をしたからといって、

それが必ずしも売上につながらないのは、皆さんご存じの通りです。

リースの甘いささやきに流されてしまうのはなぜか?

大企業や儲かっている企業なら、費用が高いホームページであっても即金か、

2~3回の分割払いで支払うでしょう。

しかし、今問題にしているようなホームページ作成会社にリースを組まされてしまうのは、

資金繰りの点で初期投資をおさえ、支払いを分割したい個人事業主や中小零細企業なのです。

もし、リースという支払い手段がなかったとすると、

300万円という高額なホームページ作成はあきらめる企業が多いでしょう。

300万円の投資をしても、すぐに商売につながるとはかぎりませんし、

社長さんは投資対効果をかなり慎重に検討することと思います。

しかしながら、「リースで支払えますよ」と言われた途端、

急に脇が甘くなってしまうのです。

ホームページ作成会社の営業マンに、

  • 「わずか月々5万円で、

    すばらしいホームページが手に入りますよ」

  • 「たった5万円ですから、ぜひ試しにやってみましょうよ」

とささやかれると、即金なら躊躇するであろう経営者も、

リースだとついつい営業マンの口車にのって、その気になってしまうのです。

毎月の支払いは5万円であっても、

結局は総額300万円という高額なホームページであることに変わりありません。

身の丈に合った費用でホームページを作成しましょう

私は、ホームページへの投資は、

即金で払える範囲にとどめるべきと考えています。

ホームページは作ってみないと成果が出るかどうかはわからないものですから、

まずは手元資金の範囲内で「小さく」作ったほうがいいのです。

そして、うまくいったら追加の投資をして、

そのホームページを「大きく」育てていけばいいのです。

しかし、悪意のある業者は、最初から大きなホームページを作らせることに熱心なもの。

そこには、パソコンが苦手でホームページに関する知識がほとんどない経営者を丸め込んで、

何百万円もの高額なホームページ制作を受注し、いつのまにかリースを組ませてしまう、という道義的な問題もあります。

世にはびこる、悪意のある制作会社に引っかからないためにも、

リース契約をしなければならないようなホームページ作成は、慎重に検討するようにしましょう。

手元資金の範囲内で、まずは「小さく始める」のが、

ホームページで失敗しないポイントです。

くれぐれも、悪意のある制作会社の手口に引っかからないようにしてください。

ここまでは、おもにホームページ作成料金の面からホームページ作成会社の選び方についてお話ししてきました。

次のページからは、ホームページ作成会社の特徴の面をみていきましょう。

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